12.夕焼け飛行船
作詞:石井竜也
作曲:石井竜也
夕焼けの空に浮かぶ飛行船
あれは遠い思い出の景色か
金色に染まる 輝きの雲を
通り抜けるように 風に流れる
記憶の隅に まだ鮮やかに
時を超えた 思い出の夢
人は過去の色を留められるのか
忘却の彼方へ 流されてゆく
果てしなく時は 大河のごとくに
何もかも かたちを削り取って
飛行船の窓から 見える河の向こう
海へと続いてゆく 光の竜
太陽と月の間の夕陽は
何かが僕をさらってゆく
壊れそうなガラス細工の心よ
幼い頃にみた 幻の夢
色はセピアにかわる飛行船
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